Blenderで115系CG製作!(26) 肘掛・モケットとか (+ お知らせ)
おはようございます、ふぇるとです。
今回は諸々のお知らせついでに内容も少しだけ進めます。
まずは内容の方をば。早速ですが115系1000番台では幾つの種類のドア使われているのでしょうか?
解答:下にリストアップします。
○乗客が開いたりするドア
・側引戸 (一般的にホームに対して乗降するドア)
・妻引戸 (中間車両間を行き来するドア)
・便所引戸 (トイレの金属っぽいドア)
○乗務員が扱うドア
・側開戸 (俗にいう乗務員室扉)
・妻開戸 (俗にいう貫通扉)
・仕切開戸 (乗務員室と客室を仕切っている180°回るドア)
・運転室のドア(←名前忘れた…多分「乗務員室引戸」)
と実に七種類ものドアが使われています。とは言え、現在作っているのは客室の限定的な部分なので、今回作っていくのは側引戸とドアエンジンです。
簡単にこれらのパーツの解説をしておきます。
側引戸ですが、一個作ってしまえば「基本的に」流用できます。この側引戸は左右独立して開閉できるようになっており、ドアエンジンのカバー内部にゴムベルトはありません。
なお、「基本的に」というのは、クハの端のドアはちょっと構造が違うっぽいのでこう書いただけです。
ちなみに、今回作っていく側引戸は0番台のものとは異なるのでお間違いのないように。
主にどこが変わったかというと、全部です。と言ってしまうと元も子もないので、具体的には取手の形状や内部の骨組みなどの構造が変わっています。
次にドアの開閉機構です。以前YouTubeにアップロードした半自動閉の際のパーツの様子を見ていただければわかるように、ドアエンジンからドアに対して梃子の原理を用いています。また、ドアエンジンは空気の圧力を利用しています。
というわけで、ドアエンジンについて。
1000番台ではTK-8Aというドアエンジンを使っています。基本的な構造は0番台や300番台で使われているTK-8と共通なのですが、ドア開閉時の抵抗を少なくするために改造したものがTK-8Aになっています。
大体のパーツの形状は2つとも同じなのですが、後ろに新たにパイプが追加されていたり、上にのっかっているパーツが3段になっていたりと地味に嫌がらs…もとい、改良されています。電磁弁はVM-13・VM-14と共通化が図られているので便利です。ピストンや内部の配管は作ったところで、どう足掻いても外から見ることがないので作るだけ無駄だと明言しておきましょう(まあ御多分に洩れず私は作りましたが…)。
って感じなので、もし0番台も作る気があるのであればTK-8を先に作ってからTK-8Aを作ればいいと思います。が、実際問題ちょっとめんどくさかったです。
さて、本来ならばここで制作に入りたいところなのですが、途中データの入ったパソコンがたしか3月中旬、本格的にぶっ壊れ、現在移行作業中なので今回はこれだけにしておきます。
というわけで、以下パソコンについて。
だいぶ前:
USB逆挿しした時にスイッチが作動せず一部回路短絡?
→一部のマザボ回路・RAM・グラッフィクボードが故障したと思われ、画面が出なくなる。
→とりあえず別のグラボと壊れていないメモリを別ポートに挿すことで起動できるようになるが動作は不安定。必ず1回は再起動するようになり、再起動後はたいていの場合安定。
先月:
ここ数日調子がいいからと調子に乗って寝ている間レンダリングさせる。
→朝起きた時には画面がブラックアウト、ファンが高速回転していたので、また落ちたことを悟る。
→再起動するも、以前にも増して不安定な挙動をするようになる
→以後、5分に1回は再起動がかかるようになる。正直何もできたものではない。
現在:
新しいパソコンが届き、基本的なセットアップは完了するも、完全にはまだ移行できておらず。
って感じなので、ちゃんとブログが更新できるようになるのは移行が完了してからになりそうですね…
最近ただでさえ余裕があまりないので、移行作業のときは尚更更新する余裕がないと思います…
では、新しいパソコンについて少々。主に自分自身のTwitterからの引用です。
まず基本スペック
OS:Windows7 Ultimate (今まで使っていたもののライセンスを移動)
CPU:Intel Xeon E5-2600v4Series 16Core32Thread * 2
(在庫処分か何かで値引きしていただけたので買うことができました)
RAM:ECCメモリ128GB(単なる発注ミス。本当は64GBの予定だったので出費が…orz)
GPU:Quadro P2000 *1(CPU・RAMの出費がヤバかったのでここは価格抑えめで…。)
って具合です。
ではベンチマーク結果や実際のレンダリングではどうでしょうか。
Cinebenchのスコア:8920cb(単コア測定時264cb)
考察:Xeonの32コア64スレッドという物量でゴリ押ししているため、スコアは高い。一方、Core iシリーズやRyzen Threadripperシリーズと比べて単コア性能は低いため、コアの数があと少し少なかった場合、明らかにレンダリング速度の観点で不利となり得る。
いつもの画像をCPUレンダリングした時のスピード
(参考:頂点数約2000万、Cyclesレンダー)
今までの物→1h14min程度(だった記憶が)あれ、1h程度だったかな…?後でスクリーンショットがないか見てみます…
新しいやつ→17min02sec
レンダリング爆速で終わったwww pic.twitter.com/XgNL8yvdeO
— Felt@鉄道CG用 (@feltkokutetu115) 2019年5月19日
考察:こちらはコア数だけでなく単コアの性能も以前より良くなっているため、格段に早くなった。参考までにGPUの方ではメモリ不足に陥る可能性がある点や、レンダリングは1h21minほどかかったため、今後もCPUレンダリングを使った方が時間効率はよさそう。
というか、もうプレビューする時もレンダリングで良いかもですね(笑)
総評:新しいのはCPUの性能は十分でも、グラフィックはQuadro P2000なのでまあ…。
また、環境の再現を重視したためOSがWindows7ということもあり、メモリがぁぁぁ…。
というか、勘違いで128GBのメモリにしてしまいましたが、256GBとかにならなくてよかったと気づきました。ちなみに、本来の予定ですと、パソコンの入れ替えで余剰となったSSDを仮想メモリに使用する予定でした。
…って感じですかね…?
というわけで、次回の更新はだいぶ開けて6月上旬ごろってところでしょうか…?「もういっそのこと月1のペースでもいいかな」とかサボり癖がつき始めているのは良くない傾向ですが…
あと、もしかすると更新曜日を水曜日にするかもしれないです。
ではまた〜。