ふぇるとのブログ

Blenderメインですが、たまに絵を描いたり色々やっていこう!という自由気侭なブログです。

Blenderで115系CG製作!(12) Re:窓のモデリング(その6)

おはようございます、ふぇるとです。なんか最近忙しくて全然CGをいじることができていないという…。当然ブログの更新も滞っていました。というわけでお久しぶりです。

内容を多くしよう!とか思ったのですが、そんな余裕もなさそうなので、今回はサクッといきます。

 

では方針の説明をします。前回は窓枠に使われる4つのアルミのパーツをモデリングしました。しかし、これにはまだ、ゴムをはめたり木をはめたりする溝が十分ではありません。そこで、まず、溝を彫ることは一回忘れましょう!

今後の方針はこうです。

 

1.ゴムやすり木を作る

2.溝を彫る

3.ネジを作る

4.細かいパーツも作っていく

5.カーテンなど

 

では、まず窓のゴムについてです。これについても115系1000代説明書には書いてありませんが、寸法的に103系のものと”ほぼ”同じだと考えてモデリングしていきます。

この時作るゴムは4種類です。

1つ目:窓ガラスを抑えるもの

2つ目:窓ガラスを抑えるもの(ちょっと形の異なるもの)

3つ目:隙間風を防ぐもの

4つ目:水の侵入を防ぐもの

に分けて考えていきます。実際にどのように使われているかについては、窓ができてきたら説明します(多分)。が、今の段階では、設計図通りに組み立てていくだけです。

ちなみに、どのゴムをどこにつけるかは、窓の設計図のページのどこかに「部品表」が書かれているので、その照合番号と場所を照らし合わせればわかります。例えば、設計図中のある部品から線が出ていて「1」と書かれていたら、部品表の「1」と書かれている部品がそれに該当します。とは言っても、全部のが書かれているわけではないですし、そっくりな図面でも微妙に異なっていたりすることがあるので気をつけてください。(全部の図面が書かれていたらそれこそ何千ページになるのではないだろうか…)

 

さて、すこし逸れました。今組み立ての話をしてもしょうがないですね。ゴムのモデリングをしていきましょう。まずは1つ目のものです。横から見るとこんな形をしているものを作っていきます。

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今回は、ベジェ曲線などは使いません。純粋に平面と円の合わせ技でいきます。

 

平面を出しておいて、下絵を重ねます。ある程度寸法は書いてあるので、角ばったところだけ、それに合わせてモデリングを終わらせます。この段階では「E」と「G」くらいしか使うことはないでしょう。

すると、曲線部分のみが残りますよね?そこも設計図には半径が書かれています。これを作っていけばいいですよね?

では、編集モードの”まま”で円を追加してください。すると、同じオブジェクトに円が追加されたのではないでしょうか?あとは普段通り、半径を設計図のものと合わせて、位置を調整し、不要な頂点を削除します。最後に、ちゃんとした面になるように、重複頂点を削除するか、頂点を選択して辺を貼ることで対応してください。

 

2つ目についても同様です。下図のように円を作ってから位置を揃えていきます。次に、その円の位置を決めて(2枚目)余分な頂点を「 X > 頂点 」で削除します(3枚目)。そうすると、下図4枚目のような形のゴムがちゃんとできると思います。

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先ほども言ったとおり、今回は平面と円しか使っていません。

 

ちなみに、先ほど円を組み合わせてゴムの丸いところを作るといいましたが、その位置を決める時の考え方は第3回での屋根を作った時の考え方と同じです。2つの円に同時に概説する条件を満たすのは一箇所しかないことを利用します。先ほどの図をもう一度見てみましょう。確かに、丸で囲んだ部分で接していますよね?

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 さて、3つ目の風止めゴムは、上の2つができれば何も問題なくモデリングできると思います。そして、すいません。4つ目は次回書きます。今日は短めですが、これ以上書いていると次の用事に間に合わなくなる都合で…。

 

さて、次回は来週の月曜にできればいいなぁとは思っています。木曜はできないことがすでにわかっているので…。

では、次回はゴムの完成と溝を彫るところまでできたら…いいな…。今回の分も含めて次回こそは増量でいきたいです。