Blenderで115系CG製作!(20) 座席周り
おはようございます、ふぇるとです。
すいません。土日(ついでに月)が思ったよりも忙しくて、追い討ちをかけるように風邪もひいてしまったため、本文を書く余裕がなく、一週間ぶりの更新になってしまいました(苦笑)
あ、画像の用意を忘れていたため、のちのち追加しておきます。
さて、本題に入って行きましょう。前回書いた方針通り、まずはセミクロスシートの片側のみが座席になっている部分を作っていきたいと思います。
前回も言った気がしますが、注意点!
・これを作った時は今よりもはるかに”ひよっこ”だった頃なので、色々あほみたいなことをしています。
・一部は実測値に基づいて作っているため、寸法はガバガバな部分が多々見られます。
・設計図の方も座席の細部まで書かれたものがなかったため(概形の図はありました!)、
細かいパーツは写真から寸法を予測して作っている節があります。
と言うわけでまずは細かいパーツは置いておいて、座席の大雑把なフレームを作って行きます。設計図によると、金属の押し出しで整形しているようですね。表面は塗装されており、塗装面は凸凹があるので、それは後ほど考えます。
フレーム、と言ってもどこがそれに該当するのでしょうか。それは設計図で柱として描かれている部分でしょう(そりゃそうだ)。具体的に示すと、下の写真の赤で囲んだ部分をここではフレームとして扱います。
まずは立方体を用意します。この後はいつも通りに面を押し出していくのですが、ここで前回言った「出っ張っている部分を考えて」をやらなければなりません。肘掛の部分だけは特殊な構造になっているので、とりあえずここは除いて作ります。なお、ここでは細かいパーツの区切りがはっきりしないため、とりあえず一つのオブジェクトとして作っていきます。
とりあえず最初は立方体を用意して、面を「E」で押し出して椅子っぽい形を作っていきます。この手順ですが、過去の記事で散々やってきた内容と重複するので割愛しますね。で、下のような形を作ってください(後の回でちょっと修正します)。
ここでわかる通り、肘掛の出っ張っている部分は除いてモデリングしています。いや、まあ作っても問題ないといえば問題ないのですが…。まあ、どのみちここから肘掛を作って行きます。前回の説明の時にパーツの前後関係について触れました(“基準面”の表現は前回に準じます)。主な方針としては、手前に出っ張ってきている部分から作って行きます。
まず、下に示した辺(構成する2頂点でも可)を選択してください。この状態で「E」を押すと、その辺があった場所から面が生えてきます。
この時ポイントがあります。それは、肘掛のこの頂点を微妙に基準面からズラすことです。ついでに言えば、これが1頂点のみを伸ばして面を張らなかった理由です。ちなみに、もしローポリで私が作るとしたらそんなことやりませんけどね(笑)
あとは面を下図(ちょっと誇張して表現しています)の二箇所に張ります。
さて、これで三角形っぽい部分はできました。次に座席のフレーム部分の2長点を選択します。さきほどの三角形の辺をほぼ平行っぽいので、下図のように考えて頂点を「E」で伸ばします。ちなみに、下図のΔxとΔzがわかれば頂点の位置はわかります。なので横から見た時の形はこれでなんとかなります。
あとはy軸方向のズレです。先ほどのものに対してΔy1,Δy2としておきましょうか。前者が椅子の外側の辺、後者が内側の辺とします。
結論から言ってしまうと、Δy1 = 三角形の部分の先ほどの辺上, Δy2 = 0です。なんの心配もありません。ちなみに、ブログ主は、この記事を書いている時にΔy2 = 0と気づいたのでやり直さなければいけなくなったんですけどね(笑えねぇ)
Δy1についてです。これは前回も今回も使ったあの画像で説明済みなので割愛。
Δy2については、下の写真をご覧ください。一目見てΔy2 = 0だと言うことがわかりますね?
ということで、この情報を元に肘掛を作っていきます。
ではまだ体調も本調子ではないため、今回はここまで。
画像はどこかでちゃんとしたものに差し替える予定です。
では次回は肘掛から作っていきます。今度こそ月曜日に更新できればいいなぁ…。